SCOAの数列問題の例題と解き方のコツをわかりやすく解説

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WEBテスト(適性検査)の一種であるSCOAの数理では数列問題が出題されます。

※SCOAとWEBテストの違いについては「SCOAとWEBテストの違いは?基礎能力検査とは?監視はある?」をご覧ください。

数列は解き方のコツさえ知っていればそこまで難しくありません。

本記事ではSCOAの受検回数=100回超・日本一SCOAを熟知している私ナオトが、SCOAの数列問題の例題と解き方のコツをわかりやすく解説していきます。

SCOAを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ最後までお読みください。

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SCOA:数列問題の例題

上記でも解説した通り、SCOAの数理という科目では数列問題が出題範囲に含まれています。

数列は数字の並びの規則性を見つけて、空欄にあてはまる数字を答える問題です。

例題を1問解いてみましょう。

※「SCOA練習問題・例題124問無料!問題数日本一!言語・英語など全科目対応!」もぜひ合わせてご覧ください。

【例題】

次の数字はある規則性にしたがって並んでいる。空欄にあてはまる数字はどれか。

19、26、33、40、47、【 】、【 】

  1. 54、61
  2. 55、62
  3. 54、62
  4. 55、60
  5. 53、60

【解答&解説】

「後ろの数-前の数」を求めると、

  • 26-19=7
  • 33-26=7
  • 40-33=7
  • 47-40=7

なので、与えらえた数列は7ずつ増加していることがわかります。

よって、空欄は47+7=54、54+7=61なので、正解は1・・・(答)です。

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SCOA:数列問題の解き方のコツ

SCOAで数列問題が出題された場合、まずは以下2つのどちらかを疑ってください。

  • 等差数列
  • 等比数列

等差数列は上記でご紹介した例題のように、同じ数ずつ増える数列のことです。

等差数列の例としては以下があげられます。

  • 2、5、8、11、14、17・・・(2ずつ増える)
  • 4、8、12、16、20・・・(4ずつ増える)

等比数列は同じ数ずつ掛け算される数列のことです。

等差数列の一例は以下です。

  • 2、4、8、16、32・・・(2ずつ掛け算)
  • 3、9、27、81、243・・・(3ずつ掛け算)

SCOAでは等差数列・等比数列以外にも、

  • 足し算と掛け算が交互に登場する
  • 足す数が1ずつ増えていく

といった数列も出題されますが、ベースとなっているのは等差数列と等比数列であることが多いので、SCOAを受検予定の人は等差数列と等比数列の違いをしっかりと理解しておきましょう。

また、SCOAの数列問題では稀に2進法を活用した問題が出題されるケースもあります。

2進法は0と1だけで表される記数法で、1の次は10に桁が繰り上がります。

※私たちが普段目にする数字(「100円」「5個」など)は10進法です。

例えば10進法の「1、2、3、4、5・・・」は2進法では「1、10、11、100、101・・・」となります。

では、2進法を使った数列の例題を1問ご紹介します。

【例題】

次の数字はある規則性にしたがって並んでいる。空欄にあてはまる数字はどれか。

11、101、111、1001、【 】、【 】、(2進法)

  1. 1011、1100
  2. 1011、1101
  3. 1010、1011
  4. 1100、1110
  5. 1100、1001

【解答&解説】

与えられた数列を10進法に変換すると、

  • 11→3
  • 101→5
  • 111→7
  • 1001→9

となります。つまり、与えられた数列は

3、5、7、9、【 】、【 】、(10進法)

となり、2ずつ増える等差数列なので、空欄にあてはまるのは11と13です。

11と13を2進法に変換すると、

  • 11→1011
  • 13→1101

になるので、正解は2・・・(答)となります。

2進法を10進法に変換する方法(その逆も)については「SPIでn進法は出題される?結論出題されません!理由も解説」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

2進法のイメージ

SCOA:数列の練習問題

最後に、SCOAで出題される数列問題の難易度に近い練習問題をご用意しました。

SCOAを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ解いてみてください。

【練習問題】

(1)次の数字はある規則性にしたがって並んでいる。空欄にあてはまる数字はどれか。

2、6、10、14、18、【 】、【 】

  1. 20、24
  2. 20、26
  3. 22、26
  4. 22、28
  5. 24、28

【解答&解説】

4ずつ増えている等差数列なので、空欄にあてはまるのは

  • 18+4=22
  • 22+4=26

の2つです。

よって、正解は3・・・(答)です。

(2)次の数字はある規則性にしたがって並んでいる。空欄にあてはまる数字はどれか。

29、31、34、38、43、【 】、【 】

  1. 49、56
  2. 50、56
  3. 50、57
  4. 51、57
  5. 52、58

【解答&解説】

隣り合った数字の差は2、3、4、5なので、次は6、7、8と続いていきます。

したがって、空欄には

  • 43+6=49
  • 49+7=56

が入ります。よって、正解は1・・・(答)です。

(3)次の数字はある規則性にしたがって並んでいる。空欄にあてはまる数字はどれか。

1、2、3、5、7、10、13、【 】、【 】

  1. 15、17
  2. 16、19
  3. 17、22
  4. 16、20
  5. 17、21

【解答&解説】

隣り合った数字の差は1、1、2、2、3、3なので、次は4、4、5、5、6、6と続いていきます。

したがって、空欄には

  • 13+4=17
  • 17+4=21

が入ります。よって、正解は5・・・(答)です。

(4)次の数字はある規則性にしたがって並んでいる。空欄にあてはまる数字はどれか。

57、49、42、36、31、27、【 】、【 】

  1. 25、23
  2. 24、21
  3. 23、20
  4. 24、22
  5. 25、21

【解答&解説】

隣り合った数字の差は8、7、6、5、4なので、次は3、2、1、0、-1となります。

したがって、空欄には

  • 27-3=24
  • 24-2=22

が入るので、正解は4・・・(答)です。

(5)次の数字はある規則性にしたがって並んでいる。空欄にあてはまる数字はどれか。

32、26、28、30、24、34、【 】、【 】

  1. 22、34
  2. 20、38
  3. 36、28
  4. 20、36
  5. 22、38

【解答&解説】

32、28、24については、その差は-4です。

したがって、最初の空欄には24-4=20が入ります。

26、30、34については、その差は4です。

したがって、2個目の空欄には34+4=38が入ります。

よって、正解は2・・・(答)となります。

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今回はSCOAの数理で出題される数列問題について解説していきました。

SCOAの数列は易しい問題が多いので、出題された場合は確実に得点できるようにしておきましょう。

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