SCOAのサイコロ問題とは?解き方のコツを図解で徹底解説!

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SCOAの論理という科目ではサイコロが問題が出題されます。

SCOAのサイコロ問題の難易度はそこまで高くはありませんが、慣れていない人は苦戦してしまう可能性があります。

※SCOAの難易度については「SCOAの難易度は高卒レベル?難しい?例題で解説します」をご覧ください。

本記事ではSCOAの受検回数=100回超・日本で一番SCOAに詳しい私ナオトが、SCOAで出題されるサイコロ問題の例題や解き方のコツなどについて図解で解説します。

SCOAを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ最後までお読みください。

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SCOAのサイコロ問題とは?例題をご紹介

SCOAにはSCOA-AやSCOA-Bなど様々な種類がありますが、その中でも以下の3つでは論理という科目が用意されています。

  • SCOA-A
  • SCOA-F
  • SCOA-i

※SCOAの種類の詳細を知りたい人は「SCOAは何問?100分で120問?SCOAの種類ごとに解説!」をご覧ください。

そして、論理ではサイコロ問題が出題されます。

SCOAではサイコロ問題が全部で10問用意されており、内訳は以下の通りです。

  • 回転順を問う問題=5問
  • 出た目を問う問題=5問

それぞれの例題は以下の通りです。

※「SCOA練習問題・例題124問無料!問題数日本一!言語・英語など全科目対応!」もぜひ合わせてご覧ください。

【例題(回転順を問う問題)】

以下の展開図の立方体を1〜5の指示された方向に回転させたとき、回転後の上の面にCが出るものを選びなさい。

展開図の立方体
  1. ウ→エ
  2. ア→イ
  3. ア→エ
  4. エ→ア
  5. エ→ウ

【解答&解説】

正解は2・・・(答)です。

以下のサイコロをアの方向に回転させると、サイコロの上の面はEとなります。

次に、イの方向に回転させると、上の面はCとなります。

なお、この場合、以下のサイコロを最初にイの方向に回転させると、上の面はすぐにCとなります。

アの方向に回転させたサイコロ

【例題(出た目を問う問題)】

立方体とその展開図がある。図の状態から、D→C→Bの順に回転したとき、上の面に出たカタカナの系列として正しいものはどれか。

立方体とその展開図
  1. オ→エ→ア→ウ
  2. オ→カ→エ→イ
  3. オ→カ→ア→ウ
  4. オ→エ→カ→オ
  5. オ→カ→ア→オ

【解答&解説】

上の面は、オ→カ→ア→オなので、正解は5・・・(答)です。

以下の図において同じ色のマスがサイコロの表と裏になります。

同じ色のマス

そして、D→C→Bの順に回転したときの推移は以下のようになります。

D→C→Bの順に回転したときの推移

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【SCOA】サイコロ問題の解き方のコツ

ここからは、

  • 回転順を問う問題
  • 出た目を問う問題

それぞれの解き方のコツを解説していきます。

まずは回転順を問う問題からです。

回転順を問う問題

回転順を問う問題のコツは以下の2つを意識することです。

  • 側面にあるア(仮)は、反対側に1回転がせば上にくる
  • 下にあるア(仮)は、同じ方向に2回転がせば上にくる

以上を踏まえた上で、以下の練習問題を見てみましょう。

【練習問題】

立方体とその展開図がある。立方体を指示された方向に回転させたとき、回転後に上の面にアが出ないものはどれか。

立方体とその展開図
  1. A→D
  2. B→B→B
  3. B→C
  4. C→D
  5. D

【解答&解説】

まず、アがサイコロのどの面にあるのかを展開図で確認します。

展開図で間に1マス挟んだ目同士がサイコロでは表と裏の関係になるので、アはエの裏であることがわかります。

サイコロにおけるアとエの位置

アが上にくる転がし方は「D方向に1回(=B方向に1回)」です。

これを踏まえて選択肢1〜5を見ていきます。

その際に、B・D以前のA・Cは無意味な回転なので省いて考えます。

※最初にA方向かC方向に転がしても、アの位置は変わらないため。

  1. A→D:「D方向に1回」なのでアが上です。
  2. B→B→B:「B方向に3回」なのでアが上です。
  3. B→C:回転ルールにあてはまりません。
  4. C→D:「D方向に1回」なのでアが上です。
  5. D:「D方向に1回」なのでアが上です。

よって、正解は3・・・(答)となります。

念のため、3の「B→C」を確認してみると、B方向への回転でエが上、C方向への回転でウが上となります。

出た目を問う問題

出た目を問う問題のコツは以下の2つを意識することです。

  • 展開図で間に1マス挟んだ目同士が表と裏の関係
  • 回転ごとの目の変化を図にする

1つ目は先ほどご紹介した回転順を問う問題の練習問題でも解説したので、詳細は割愛します。

2つ目の「回転ごとの目の変化を図にする」ですが、上記でご紹介した出た目を問う問題の例題では、以下のような図を描きました。

出た目を問う問題の例題で描いた図

このように、出た目を問う問題では目の変化を図にすると解きやすくなります。

SCOAを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ意識してみてください。

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今回はSCOAのサイコロ問題を取り上げました。

サイコロ問題は慣れてしまえばそこまで難しくはありません。しっかりと事前に対策をしておきましょう。

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