SCOAは出題範囲がかなり広いWEBテスト(適性検査)なので、対策なし・ノー勉で挑むと苦戦する人が多いです。
※「SCOA総合適性検査とは?対策方法や例題・試験の種類などを完全解説!」もぜひ参考にしてください。
しかし、就活生や転職活動中の社会人の中にはSPIや玉手箱などの対策に手一杯で、SCOAの対策にまで手が回らない人もいるでしょう。
※SPIとSCOAは全く違うWEBテストなのでご注意ください。詳しくは「SCOAとSPIの違い4つ!難易度も徹底比較してみた!」をご覧ください。
今回はSCOAの受検回数=100回超・日本一SCOAを熟知している私ナオトが、SCOAが対策なし・ノー勉だとキツい理由とSCOAを一夜漬けでもなんとかする方法をご紹介します。
SCOAを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ最後までお読みください。
ちなみにですが、SCOAにはたった3時間の勉強でSCOAが通過してしまう勉強法があります。
これさえあればノー勉だったとしても、一夜漬けで内定に大きく近づきます。
これは私が100回以上ものSCOA受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。
興味のある人はぜひ以下のボタンからその方法をチェックしてみてください。
SCOAが対策なし・ノー勉だとキツい理由3つ
冒頭でも解説しましたが、SCOAは対策なし・ノー勉だとキツいです。
その理由は主に以下の3つです。
- 出題範囲が広すぎるから
- 試験時間が短いから
- 知識問題が多いから
それぞれ詳しく解説していきます。
出題範囲が広すぎるから
SCOAにはSCOA-AやSCOA-Cなど様々な種類がありますが、多くの企業や自治体はSCOA-Aを導入しています。
※「SCOA採用企業一覧83選+自治体79選まとめ!あなたが興味ある企業はある?」もぜひ参考にしてください。
SPIや玉手箱などSCOA以外のWEBテスト(適性検査)では言語と非言語(計数)の2科目が出題されるのが一般的ですが、SCOA-Aでは言語・数理・論理・英語・常識の5科目が出題され、常識では理科・社会に関する問題が出題されます。
SCOA-AはすべてのWEBテスト(適性検査)の中で最も出題範囲が広い試験となっています。
※「SCOAとWEBテストの違いは?基礎能力検査とは?監視はある?」もぜひ参考にしてください。
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試験時間が短いから
SCOA-Aで用意されている問題数は120問で、試験時間は60分です。
※「SCOA-Aとは?対策方法と例題を科目別にすべて解説!」もぜひ参考にしてください。
つまり、すべての問題に回答する場合、単純計算すると1問30秒ペースで解かなければなりません。
特にSCOA-Aの数理では以下のような問題も出題されるので、事前の対策段階からスピードを意識しておく必要があります。
ちなみにですが、SCOAでは電卓の使用が認められていないのでご注意ください。
※詳しくは「SCOAで電卓・メモ用紙は使える?電卓は使えませんがメモ用紙はOKです!」をご覧ください。
【数理の例題】
濃度12%の食塩水500gに濃度がわからない食塩水を800g加えたところ、濃度が20%になった。このとき、800gの食塩水の濃度は何%か。
【解答&解説】
濃度12%、500gの食塩水ということは、溶けている食塩の量は500 × 12/100 =60[g]です。
また、濃度がわからない食塩水の濃度をa%とすると、この食塩水に溶けている食塩の量=800 × a/100 =8a[g]です。
そして、加えた後の食塩水の量が1300g、濃度20%なので、ここに溶けている食塩の量は1300 × 20/100=260[g]です。
したがって、60+8a=260となるため、8a=200となり、a=25[%]・・・(答)であることがわかります。
※SCOAを時間内に解き切る方法については「SCOAは時間足りない・終わらない?時間内に解き切る方法をご紹介」で詳しく解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
知識問題が多いから
SCOA-Aの言語・英語・常識では非常に多くの知識問題が出題されます。
知識問題とは知っていなければ解けない問題のことです。
言語・英語・常識の知識問題の例題をご紹介します。
※「SCOA練習問題・例題124問無料!問題数日本一!言語・英語など全科目対応!」もぜひ合わせてご覧ください。
【言語の例題】
以下の言葉の意味として正しいものを選びなさい。
有為転変
- 一生に一度で二度とないこと
- 普通で平凡な人たちのたとえ
- この世のものは常に変化して、とどまるところがないということ
- いつまでも変わらないこと
- 込み入った事情のために、順調に進まないこと
【解答&解説】
正解は3・・・(答)です。「有為転変」は「ういてんぺん」と読みます。
「有為転変」は仏教用語で、もともと「有為である存在は移り変わってしばらくも一定の状態にないこと」という意味です。
「有為」は「原因があって生じた現象、また、その存在」という意味です。
※「SCOAの言語を完全解説!問題例・対策方法は?」もぜひ合わせてご覧ください。
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【英語の例題】
以下の単語の意味として、適切なものを選びなさい。
shuffle
- drag
- rush
- circulate
- fall
- shift
【解答&解説】
正解は1・・・(答)です。「shuffle」と「drag」は「足を引きづる」という意味です。
選択肢2〜5の意味は以下の通りです。
- rush=急ぐ
- circulate=循環する
- fall=落ちる
- shift=取り替える
※「SCOAの英語を完全解説!単語レベルや例題・対策方法は?」もぜひ参考にしてください。
【常識の例題】
1853年にロシアとオスマン帝国の間で始まり、イギリスとフランスが参戦した戦争は以下のどれか。
- 北方戦争
- クリミア戦争
- 七年戦争
- アロー戦争
- 第1次バルカン戦争
【解答&解説】
正解は2・・・(答)です。
クリミア戦争はロシアの南下政策に伴って始まりました。イギリスとフランスは、ロシアの南下を阻止するためにオスマン帝国を支援し、ロシアは敗れて1856年にパリ条約が結ばれました。
※「SCOAで常識問題・時事問題は出るので対策必須!例題や対策方法を解説」もぜひ参考にしてください。
SCOAの合格ライン・ボーダーを突破するには、できるだけ多くの知識を暗記しなければなりません。
多くの知識の暗記は当たり前ですが一朝一夕でできるものではありません。
これがSCOAは対策なし・ノー勉だとキツいと言われている一番の理由です。
※「SCOAの合格ライン・足切りラインは何割?6割程度が多いです!詳細を解説」もぜひ合わせてご覧ください。
SCOAを一夜漬けでもなんとかする方法
SCOAは対策なし・ノー勉だとキツいことがお分かりいただけたかと思いますが、最悪、一夜漬けでもなんとかなる方法はあります。
まず、言語の対策は最悪しなくても良いです。
言語では
- 言葉の意味(熟語・慣用句・故事成語など)
- 長文読解
の2つが出題されます。言葉の意味は上記でご紹介した知識問題なので、直前でなんとかなるものでもありません。
よって、時間が限られている中で言葉の意味の対策を行うのは得策ではありません。
SCOAの受検までに時間がない人は数理と論理にできるだけ勉強の時間を割いてください。
SCOAを一夜漬けでなんとかする方法の詳細は以下の「3時間の勉強でSCOAが通過する極秘裏ワザ」にまとめています。
これさえあればノー勉だったとしても、一夜漬けで内定に大きく近づきます。
これは私が100回以上ものSCOA受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。
興味のある人はぜひ以下のボタンからその方法をチェックしてみてください。