近年は選考フローにSCOAを導入する農協(農業協同組合)が増えています。
※「SCOA総合適性検査とは?対策方法や例題・試験の種類などを完全解説!」もぜひ参考にしてください。
なので、農協への就職・転職を検討している人はSCOAの勉強・対策はしておくべきでしょう。
今回はSCOAの受検回数=100回超・日本一SCOAを熟知している私ナオトが、SCOAを導入する農協が増えている理由や導入実績のある農協をご紹介していきます。
ちなみにですが、SCOAにはたった3時間の勉強でSCOAが通過してしまう勉強法があります。
これさえあれば限りなく少ない努力で農協の内定に大きく近づきます。
これは私が100回以上ものSCOA受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。
興味のある人はぜひ以下のボタンからその方法をチェックしてみてください。
農協の筆記試験はSCOAが多い理由
農協は農業協同組合の略で、日本の農業従事者が共同で設立した組織です。
農業の生産者である農家が協力して、農業をより効率的に、そして安定的に行うことを目的としています。
農協は協同組合であるため、営利を目的とせず、農家やその地域社会のために活動しています。
農協の例としては山口県農業協同組合、ごとう農業協同組合、甲賀農業協同組合などがあります。
冒頭でも解説した通り、近年は選考フローにSCOAを導入する農協(農業協同組合)が増えています。
その理由は一言でいうと人手不足です。
今の日本は労働人口が減少傾向にあり、多くの企業や自治体が人材の採用に苦戦しています。
SCOAは多くの民間企業や自治体が導入している適性検査です。農協でもSCOAを導入することによって、少しでも多くの民間企業・自治体志望者に農協への応募を検討してもらいたいという意図があります。
ちなみにですが、SCOAにはSCOA-AやSCOA-Fなど様々な種類があります。
※SCOAの種類について詳しく知りた人は「SCOAは何問?100分で120問?SCOAの種類ごとに解説!」をご覧ください。
多くの民間企業や自治体はSCOA-A(5尺度)を導入しているので、農協でもSCOA-A(5尺度)が導入されているケースが多いです。
SCOA-A(5尺度)では言語・数理・論理・英語・常識の5科目が出題され、試験時間は一括60分です。
※SCOA-Aの詳細は「SCOA-Aとは?対策方法と例題を科目別にすべて解説!」をご覧ください。
SCOA-Aでは以下の例題のような知識問題が多く出題されるので、必ず事前に対策しておきましょう。
【例題】
以下の空欄にあてはまるものは次のうちどれか。
【 】は熱帯雨林に分布する赤土の土壌である。多雨により有機物がすぐに分解され流出するため、やせ地となっている。
- プレーリー土
- ラトソル
- ポドゾル
- チェルノーゼム
- レグール土
【解答&解説】
正解は2・・・(答)です。
プレーリー土は北アメリカのプレーリーに分布する黒色土です。
ポドゾルは亜寒帯のタイガに分布する灰白色の土壌で、農耕には不適です。
チェルノーゼムはロシア平原からウクライナにかけて分布する黒色土で、最も肥沃な土壌です。
レグール土はデカン高原に分布する玄武岩などが風化した黒色の土壌です。
※「SCOAの理科・社会・化学・地理の対策方法を例題でわかりやすく解説!」もぜひ参考にしてください。
SCOA-Aは筆記試験型とWEBテスト型の2種類があります。
筆記試験型の場合はマークシートとなります。WEBテスト型の場合はPCからSCOA-Aを受検することになります。
農協ではWEBテスト型よりも筆記試験型の方が主流です。
SCOAの筆記試験の詳細は「SCOAはマークシート・筆記試験?PCから受検するWEBテスト形式もあります!」にまとめているので、ぜひ参考にしてください。
🔽 農協志望者必見 🔽
SCOAの導入実績がある農協一覧
最後に、SCOAの導入実績がある農協を一覧でご紹介します。
農協志望の人はぜひ参考にしてください。
※「SCOA採用企業一覧83選+自治体79選まとめ!あなたが興味ある企業はある?」もぜひ合わせてご覧ください。
- 鳥取県信用農業協同組合連合会
- 全国農業協同組合連合会
- しずない農業協同組合
- あまくさ農業協同組合
- 甲賀農業協同組合
- 宮崎県農協果汁
- 北九州農業協同組合
- 山口県農業協同組合
- 西多摩農業協同組合
- ごとう農業協同組合
- 会津よつば農業協同組合
- 徳島北農業協同組合
- 佐賀県信用農業協同組合連合会
- 東京むさし農業協同組合
🔽 農協志望者必見 🔽
今回は農協の筆記試験はSCOAが多い理由について解説しました。
農協志望の人は面接対策だけでなく、SCOAの対策も入念に行いましょう。