SCOAを受検予定の人の中にはSCOAの平均点数やボーダー、正答率いくつからが高得点なのか?などについて知りたいと思っている人もいるでしょう。
※「SCOA総合適性検査とは?対策方法や例題・試験の種類などを完全解説!」もぜひ参考にしてください。
今回はSCOAの受検回数=100回以上・日本トップレベルにSCOAを知り尽くしている私ナオトが、SCOAの平均点数とボーダーについて解説した後、正答率いくつからが高得点なのか?についても解説します。
SCOAを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ参考にしてください。
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SCOAの平均点数は50点!
結論から言うと、SCOAの平均点数は50点です。何点満点かは非公開ですが、100点満点と推測されます。
SCOAでは統計学的の考えに基づき、平均点・分布のばらつきを一定の値にそろえるということをやっています。
検査の点数は学校の試験のように100点満点で表されることも多いですが、同じ点数だったとしても問題の難しさによってその意味は異なります。
例えば、英語と数学の試験で両方とも80点をとったXさんについて考えてみます。
点数だけを見ると、Xさんの英語の能力と数学の能力は同じレベルであると捉えることができます。
しかし、以下のように平均点という概念が追加されると話が少し変わってきます。
平均点 | Xさんの点数 | |
---|---|---|
英語 | 40点 | 80点 |
数学 | 70点 | 80点 |
上記の表を見ると、Xさんの数学の能力は平均レベルより少し上ですが、英語の能力は平均よりもかなり高いと考えられます(英語の平均点は低く、数学の平均点は高いため)
では、平均点に加えて「点数のばらつき」という概念が追加された以下のケースでは、Xさんの能力はどちらが高いと考えられるでしょうか。
平均点 | 点数のばらつき | Xさんの点数 | |
---|---|---|---|
英語 | 40点 | 大きい(高得点の人と低得点の人との差が大きい) | 80点 |
数学 | 70点 | 小さい(ほとんどの人が平均点) | 80点 |
英語は高得点の人と低得点の人との差が大きかったため、平均点が40点となっています。
数学では、ほとんどの人が平均点である70点前後の得点で、80点を取る人は少ない状況でした。
この場合、Xさんは英語よりも数学の能力が高いと考えられます。
以上のように、同じ点数であっても平均点と分布の広がり(=点数のばらつき)の違いによって意味が異なってきます。
したがって、試験の得点は平均点と分布状態の両方を明らかにした上で、比較したり評価したりする必要があります。
SCOAでは平均点=50点、点数の分布を一定の形(統計学の用語では「正規分布」と呼ばれています)になるように変換した標準得点という概念を使用しています。
標準得点を使うことで、受検者間の比較・評価を客観的に行えるようになります。
また、標準得点の50点は全国平均と対応しているので、標準得点によって個人のレベルの相対的な位置を把握することも可能になっています。
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SCOAのボーダーは6割程度が一般的
結論から述べると、SCOAのボーダーは6割程度に設定している企業が多いです。
※SCOAの導入実績がある企業を知りたい人は「SCOA採用企業一覧83選+自治体79選まとめ!あなたが興味ある企業はある?」をご覧ください。
SCOAでは以下のような中学・高校で学習する内容をもとにした知識問題がかなり多く出題されます。
中学・高校を卒業してかなりの時間が経過している人は知識が頭から抜けていることが多いので、SCOAの難易度はかなり高く感じるでしょう。
※「SCOAの難易度は高卒レベル?難しい?例題で解説します」もぜひ合わせてご覧ください。
【例題】
ケッペンの気候区分ではないものは次のうちどれか。
- サバナ気候
- 地中海性気候
- 温帯冬季少雨気候
- 高山気候
- 氷雪気候
【解答&解説】
正解は4・・・(答)です。
標高の高い場所の植生は特徴的なものであり、ケッペンの気候区分とは別に高山気候として分類さえることが多いです。
ボリビアのラパスやエクアドルのキトなどが有名です。
※「SCOAの理科・社会・化学・地理の対策方法を例題でわかりやすく解説!」もぜひ参考にしてください。
よって、SCOAの合格ライン・足切りラインを8割や9割以上などに設定している企業はかなり少ないです。
しかし、「SCOAは市役所・自治体の導入多数!その理由や他に出題されるテストは?」でも解説している通り、近年は市役所や自治体など公務員試験としてSCOAを導入するところが増えています。
その場合のSCOAのボーダーは7割程度になることが多いのでご注意ください。
公務員志望の就活生や社会人は入念にSCOAの勉強・対策を行いましょう。
※SCOAと公務員試験の関係については「SCOAと公務員試験の違いは?導入する自治体が増えてる理由や参考書のおすすめ・合格ライン・ボーダーは?」をご覧ください。
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SCOAは正答率いくつから高得点?
先ほども解説した通り、SCOAのボーダーは6割程度に設定している企業が多いため、7割以上の正答率を取れれば十分に高得点であると言えます。
SCOAでは上記でご紹介したような知識問題だけでなく、英文法の知識や数学の公式が必要となる以下のような問題も出題されるので、SCOAで7割以上の正答率を取るにはこれらの知識もしっかりと頭に入れておく必要があります。
【英語の例題】
次の空欄にあてはまる語として最も適切なものを選びなさい。
I saw the dog 【 】 tail was short yesterday.
- who
- which
- that
- what
- whose
【解答&解説】
正解は5・・・(答)です。tailにaやtheが所有格がついていないことから、所有格が足りていないことがわかります。
したがって、whoseが妥当です。
英文の和訳は「私は昨日、尾が短い犬を見た」となります。
※「SCOAの英語を完全解説!単語レベルや例題・対策方法は?」もぜひ合わせてご覧ください。
【数理の例題】
720の約数の個数はいくつか。
- 22個
- 24個
- 26個
- 28個
- 30個
【解答&解説】
自然数Nを素因数分解した結果がpa × qb × rc・・・となるとき、Nの約数の個数は(a+1)×(b+1)×(c+1)・・・[個]となります。
720を因数分解すると24 × 32 × 51となるので、(4+1)×(2+1)×(1+1)=5×3×2=30より、正解は5・・・(答)です。
SCOAの具体的な勉強方法については「SCOAの勉強方法!合格のポイント3つと3時間の勉強で突破する方法」にまとめているので、ぜひ参考にしてください。
ちなみにですが、SCOAにはたった3時間の勉強でSCOAが通過してしまう勉強法があります。
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