SCOAを受検予定の就活生や転職活動中の社会人の中にはSCOAの難易度が気になっている人もいるでしょう。
※「SCOA総合適性検査とは?対策方法や例題・試験の種類などを完全解説!」もぜひ参考にしてください。
後ほど詳しく解説しますが、SCOAの難易度は高卒レベルです。
今回はSCOAの受検回数=100回超・日本トップクラスにSCOAを熟知している私ナオトが、SCOAの難易度を例題でわかりやすく解説します。
SCOAは難しいのか気になっている人はぜひ最後までお読みください。
ちなみにですが、SCOAにはたった3時間の勉強でSCOAが通過してしまう勉強法があります。
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SCOAの難易度は高卒レベル!問題は難しい?
冒頭でも解説した通り、SCOAの難易度は高卒レベルです。
SCOAにはSCOA-AやSCOA-F、SCOA-iなど様々な種類がありますが、出題される問題はすべて高卒レベルの知識や学力があれば解けるものです。
※SCOAの種類の詳細は「SCOAは何問?100分で120問?SCOAの種類ごとに解説!」をご覧ください。
SCOAでは全部で以下13個の科目が用意されています(実際に出題されるのは5科目程度です)
- 言語
- 数理
- 論理
- 英語
- 常識
- 照合
- 分類
- 計算
- 読図
- 記憶
- 空間
- 知覚の正確さ
- 性格検査
このうち、高卒レベルの知識や学力が必要なのは以下の8つです。
- 言語
- 数理
- 論理
- 英語
- 常識
- 計算
- 読取
- 空間
問題自体の難易度は難しくありませんが、「常識」では理科・社会の問題が出題されるので要注意です。
就活生や転職活動中の社会人の多くは中学・高校で学習した理科・社会の内容を忘れてしまっている人が多いかと思いますので、問題自体の難易度は高くなくても、知識不足がゆえに難しく感じてしまうことが多いです。
ここからは、上記8科目の難易度を実感していただくために例題をご紹介していきます。
※「SCOA練習問題・例題124問無料!問題数日本一!言語・英語など全科目対応!」もぜひ合わせてご覧ください。
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言語
言語では国語に関する知識が問われる問題が出題されます。
【例題】
次に示す言葉の意味で、正しいものを1〜5の中から選びなさい。
気が置けない
- 気おくれがして、ひけめを感じる
- 遠慮がなく、打ち解けることができる
- 心配で油断することができない
- 遠慮があって、気をつかう
- 疑わしくて信用することができない
【解答&解説】
正解は2・・・(答)です。
「気がおけない」は「油断できない」といった誤った意味で使われやすいのでご注意ください。
※「SCOAの言語を完全解説!問題例・対策方法は?」もぜひ合わせてご覧ください。
数理
数理では数学に関する知識が問われます。
【例題】
次の式を解きなさい。
2(x-4)+5<3x-4
- x<2
- x>1
- x>2
- x<4
- x>5
【解答&解説】
2(x-4)+5<3x-4
⇔ 2x-8+5<3x-4
⇔ -x<-1
⇔ x>1
より、正解は2・・・(答)です。
論理
論理では論理的な思考力や推理力が試されます。
【例題】
Aの9年前の年齢は、Bの3年後の年齢と等しい。また、Aの4年後の年齢とBの年齢を足すと30になる。このとき、Bの年齢はいくつか。
- 10歳
- 7歳
- 9歳
- 8歳
- 6歳
【解答&解説】
AをA歳、BをB歳とすると、設問文から以下2つの式を作ることができます。
- A-9=B+3
- A+4+B=30
1より、A=B+12となります。これを2に代入すると、
(B+12)+4+B=30より、2B=14が成り立つので、B=7となります。
よって、正解は2・・・(答)です。
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英語
SCOAの英語では英単語・英熟語に関する知識が問題が多く出題されます。
※「SCOAの英語を完全解説!単語レベルや例題・対策方法は?」もぜひ合わせてご覧ください。
【例題】
次の文の空欄に入るものとして、適切なものは次のうちどれか。
The mountain is famous 【 】 the beautiful colored leaves.
- for
- at
- with
- by
- on
【解答&解説】
正解は1・・・(答)です。「be famous for 〜」で「〜で有名な」という意味になります。
英文の日本語訳は「その山は美しい紅葉で有名です」となります。
常識
先ほども解説した通り、常識では理科・社会に関する問題が出題されます。
※「SCOAで常識問題・時事問題は出るので対策必須!例題や対策方法を解説」もぜひ参考にしてください。
【例題(理科)】
海水を分離して、純水を得るのに最も適した方法はどれか。
- 再結晶
- ろ過
- 抽出
- 昇華
- 蒸留
【解答&解説】
正解は5・・・(答)です。海水のような混合物の液体から、純水を分離するには蒸留が適しています。
蒸留は液体を加熱して沸騰させ、そのときに生じた蒸気を冷やして再び液体にする方法です。
【例題(社会)】
モンゴルの首都であるウランバートルの気候は次のうちどれか。
- ステップ気候
- 砂漠気候
- ツンドラ気候
- 温暖湿潤気候
- サバナ気候
【解答&解説】
正解は1・・・(答)です。ステップ気候は乾燥帯(1年を通じて降水量が少ない気候帯)の気候の1つで、年に数ヶ月の雨季があります。
※「SCOAの理科・社会・化学・地理の対策方法を例題でわかりやすく解説!」もぜひ参考にしてください。
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計算
計算はその名の通り、計算問題です。
【例題】
□にあてはまる数字は何か。
29+□×6-14=27
【解答&解説】
□=(27+14-29)÷6=12÷6=2・・・(答)となります。
読取
与えられた図表やグラフなどの資料から読み取れることを答える問題です。
【例題】
次の表は、ある会社の総務部におけるA〜C課の各課からの問い合わせ件数の推移を示したものである。
単位:件 | A課 | B課 | C課 |
---|---|---|---|
1月 | 51 | 62 | 48 |
2月 | 35 | 31 | 40 |
3月 | 49 | 39 | 51 |
4月 | 48 | 40 | 52 |
5月 | 40 | 42 | 41 |
C課の問い合わせ件数がB課よりも多いのは何ヶ月あるか。
- 1ヶ月
- 2ヶ月
- 3ヶ月
- 4ヶ月
- 5ヶ月
【解答&解説】
C課の問い合わせ件数がB課よりも多いのは2月・3月・4月の3つなので、正解は3・・・(答)です。
空間
空間では立体や平面図に関する問題が出題されます。
【例題】
円周上に6個の点がある。これらの点を3つ結んでできる三角形はいくつあるか。
【解答&解説】
6個の点のうち3個の組み合わせで三角形を作ることができます。
よって、異なる8個のものから3個を選んだ組み合わせなので、組み合わせの公式を使って6C3=(6×5×4)/(3×2×1)=20[個]・・・(答)となります。
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今回はSCOAの難易度について解説しました。
SCOAは特に常識(理科・社会)を難しいと感じる人が多いので、しっかりと事前に対策しましょう。