SCOAでは英語が出題されることがあります。
後ほど詳しく解説しますが、SCOAの英語では長文読解は出題されませんので、その点はご安心ください。
※「SCOA総合適性検査とは？対策方法や例題・試験の種類などを完全解説！」もぜひ参考にしてください。
今回はSCOAを今までに100回以上受検してきたSCOAマスターの私ナオトが、SCOAの英語の出題範囲や試験時間、単語レベルや例題・対策方法などについて完全解説していきます。
SCOAを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ最後までご覧ください。
ちなみにですが、SCOAにはたった3時間の勉強でSCOAが通過してしまう勉強法があります。
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SCOAの英語の試験時間・問題数は？
SCOAにはSCOA-AやSCOA-Fなど様々な種類がありますが、英語が出題されるのはSCOA-A（5尺度）またはSCOA-F（4尺度）のどちらかです。
※SCOAの種類の詳細を知りたい人は「SCOAは何問？100分で120問？SCOAの種類ごとに解説！」をご覧ください。
SCOA-A（5尺度）では言語、数理、論理、英語、常識が出題され、試験時間は一括で60分です。各科目の問題数は以下の通りです。
※「SCOA-Aとは？対策方法と例題を科目別にすべて解説！」もぜひ参考にしてください。
- 言語＝20問
- 数理＝25問
- 論理＝25問
- 英語＝30問
- 常識＝20問
SCOA-F（4尺度）では言語、数理、論理、英語が出題され、試験時間は以下の通りです（問題数は各科目20〜25問程度です）
- 言語＝20分
- 数理＝15分
- 論理＝15分
- 英語＝15分
※「SCOA-Fとは？出題科目や試験時間・例題などを完全解説！」もぜひ合わせてご覧ください。
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SCOAの英語の出題範囲と例題
SCOAの英語の出題範囲は以下です。冒頭でも解説した通り、長文読解は出題されません。
- 発音
- 英単語の意味
- 空欄補充
- 英会話
- 英文和訳
- 和文英訳
それぞれについて詳しく解説していきます。
※「SCOA練習問題・例題124問無料！問題数日本一！言語・英語など全科目対応！」もぜひ合わせてご覧ください。
発音
同じ発音を含む英単語を選択する問題です。
【例題】
次の英単語の下線部と同じ発音を含む英単語を1つ選びなさい。
guide
- cow
- know
- pie
- house
- rain
【解答＆解説】
正解は3・・・（答）です。guideは[ai]です。
- cowは[kau]
- knowは[nou]
- pieは[pai]
- houseは[haus]
- rainは[rein]
となります。
英単語の意味
英単語の意味を選択肢の中から選ぶ問題です。選択肢も英語なのでご注意ください。
【例題】
次の英単語の意味に最も近いものを1つ選びなさい。
order
- authority
- loyalty
- submission
- command
- request
【解答＆解説】
正解は4・・・（答）です。orderは「命令、順序、注文」という意味です。
各選択肢の意味は以下の通りです。
- authority＝権威、権限
- loyalty＝忠誠、誠実
- submission＝服従、屈服
- command＝命令、指揮
- request＝要請、依頼
空欄補充
空欄にあてはまるものを選択する問題です。
【例題】
次の英文の空欄に入るものを1つ選びなさい。
I want you to carry 【 】 what you once promised.
- on
- out
- with
- up
- in
【解答＆解説】
正解は2・・・（答）です。carry outで「実行する、履行する」という意味になります。
英文の日本語訳は「一度約束したことは実行してもらいたい」となります。
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英会話
登場人物の会話を成立させる問題です。
【例題】
次の会話が成り立つように、空欄に入る最も適切なものを選びなさい。
A：Would you mind opening the window？
B：【 】
- No, not at all.
- Sure.
- Yes, I would.
- NO, you would not.
- And you？
【解答＆解説】
正解は1・・・（答）です。
mindは直訳すると「嫌がる」という意味なので、承諾するときには否定文を用いて「もちろん（嫌ではありません）」とします。
よって、1が答えとなります。
ちなみにですが、2の「Sure.」は「もちろん（嫌です）」という意味になります。
断る場合は「I’m sorry, but I can’t」などを使います。
英文和訳
英文を日本語に訳す問題です。
【例題】
次の文の和訳として適切なものを選びなさい。
I am too tired to run fast.
- 疲れていますが、速く走るつもりです。
- 疲れすぎていて、速く走れません。
- 疲れていないので、速く走ります。
- 速く走ったために疲れています。
- 速く走ることに疲れました。
【解答＆解説】
正解は2・・・（答）です。
「too〜to・・・」で「〜すぎて・・・できない」という意味になります。
和文英訳
日本語の文を英語に訳す問題です。
【例題】
次の文の英訳として最も適切なものを選びなさい。
彼は友達に電話するために立ち止まった。
- He stopped to call his friend.
- He stopped to calling his friend.
- He stopped calling his friend.
- He stopped called his friend.
- He stopped calls his friend.
【解答＆解説】
正解は1・・・（答）です。
stopは後ろに動名詞がある場合には「〜するのを止める」となり、後ろに不定詞がある場合には「〜するために立ち止まる」となります。
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SCOAの英語で登場する英単語のレベルは？
上記でご紹介した例題の通り、SCOAの英語は英語の語彙力を問う問題が多く、前置詞や関係代名詞など英語の文法知識を問う問題も出題されます。
SCOAの英語で登場する英単語のレベルとしては英検3級〜準2級レベルです。
SCOAの英語は問題数も多いので、英語が苦手な人は必ず中学レベルの英語から復習するようにしましょう。
ちなみにですが、英検3級〜準2級レベルの英単語を暗記するには旺文社から出版されている『でる順パス単』を使うのがおすすめです。
級ごとに販売されており、料金は準2級が1,375円（税込）、3級が1,265円（税込）となっています。
SCOAの受検までにまだ時間があって英語が苦手な人は、ぜひ購入を検討してみてください。
SCOAの英語の対策方法は？捨てるのもあり？
先ほども解説した通り、SCOAの英語で登場する英単語のレベルは英検3級〜準2級レベルです。
なので、中学・高校で学習した英単語や英熟語のほとんどをすでに忘れてしまっている人が一朝一夕でSCOAの英語の対策を行うのは正直言ってかなり厳しいです。
※「SCOAの難易度は高卒レベル？難しい？例題で解説します」もぜひ合わせてご覧ください。
そんな人は英語を潔く捨てて、他の科目の対策に時間を費やすのも戦略としては十分ありです。
SCOAの受検までに時間が十分にある人向けの英語の対策方法としては、SCOAの問題集を購入して、できるだけ多くの英単語・英熟語を暗記するしかありません。
※「SCOA問題集・参考書・対策本おすすめランキング2024！無料はある？全冊購入して検証！」もぜひ参考にしてください。
この後、SCOAで頻出の英単語・英熟語を一覧でご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
SCOAで頻出の英単語・英熟語一覧
最後に、SCOAで頻出の英単語・英熟語をご紹介します。
SCOAを受検予定の人はぜひ参考にしてください。
英単語
- substitute：〜の代わりに用いる
- threaten：〜を脅迫する
- inevitalbe：避けられない、必然の、確かな
- stimulate：活気づける、興奮させる
- substantial：（量などが）相当な、実質的な
- hesitate：ためらう
- generous：気前のよい、寛大な
- constitute：〜を構成する、〜を制定する
- nourish：養う、〜に栄養を与える
- resolve：〜を決心する、〜を解決する
- respond：答える、反応する
- emphasize：〜を強調する
- obstinate：頑固な、強情な
- establish：設立する、証明する
- attitude：態度、考え方、姿勢
- appearance：出現、外観
- fertility：多産、繁殖力のある
- erase：（感情などを）ぬぐい去る、〜をこすって消す
- inspect：〜を詳しく調べる、検査する
- sufficient：十分な
- conservative：保守的な、保守主義の
- occasional：時々の
- conclusion：結論、終わり、結末
- pessimistic：悲観的な
- undertake：〜を引き受ける、〜に着手する
- restrict：〜を制限する、限定する
- persuade：〜を説得する、納得させる
- dignify：威厳を付ける、仰々しくする
- outcome：結果、成果
- wonder：不思議に思う、感嘆する
- abundance：多量、多数
- cosmopolitan：国際的な、国際感覚のある
- resemblance：類似、似ていること
- exaggerate：誇張する
- impatient：イライラして、短気な
- succession：連続、相続
- embarrass：（人前で）困らせる、（問題を）こじらせる
- fierce：どう猛な、（雨風などが）激しい
- contain：〜を含む、抑制する
- prosperous：繁栄している、盛んな
- disappointment：失望、期待はずれ
- contemporary：現代の、（〜と）同時代の
- obedient：（〜に対して）従順な、おとなしい
- encourage：〜を勇気づける、〜を奨励する
- temptaion：誘惑、衝動
- perceive：〜を知覚する、〜を理解する
- immense：巨大な、多大な
- pollution：汚染、汚染物質
- rural：田舎の
- fundamental：基本的な、根本的な
- indicate：〜を指し示す、〜だと知らせる
- indifference：無関心、無頓着
- accumulation：蓄積、蓄財
- appreciation：鑑賞、評価、認識
- eager：〜を切望している、熱心な
- unanimous：満場一致の
英熟語
- I am going to 〜：〜に行くところです。
- Won’t you 〜？：〜しませんか。
- How about 〜：〜はどうですか。
- Can I have a 〜？：〜をお願いします。
- How do you like 〜？：〜はいかがですか。〜をどう思いますか。
- You don’t have to 〜：〜する必要はありません。
- What’s the matter？：どうしましたか。
- What’s wrong？：どうしましたか。
- Who is your favorite 〜？：大好きな〜は誰ですか。
- What do you think of 〜？：〜をどう思いますか。
- Please＋（一般動詞）〜：〜してください。
- How far is 〜 from here？：ここから〜までどれくらいですか。
- It’s kind of you to 〜：〜していただいてありがとう。
- I am not interested in 〜：私は〜に興味はありません。
- Whose 〜 is that？：あれは誰の〜ですか。
- What’s your 〜？：あなたの〜は何ですか。
- Can you 〜？：〜してくれませんか。
- Which 〜 is yours？：どの〜があなたのですか。
- take part in 〜：〜に参加する
- be similar to 〜：〜に似ている
- one 〜 the other ・・・：一方は〜、他方は・・・
- no loger 〜：もはや〜ない
- make it a rule to 〜：〜するのが習慣である
- cannot help 〜ing：〜せずにいられない
- prevent 〜 from ・・・ing：〜が・・・できないようにする
- anything but 〜：少しも〜でない
- have one’s way：思い通りにする
- as 〜 as possible：できるだけ〜
- used to 〜：よく〜したものだ
- may well 〜：〜するのはもっともだ
- by no means：決して・・・ない
- a large number of 〜：多数の〜
- speak ill of 〜：〜の悪口を言う
- may as well 〜：〜するほうがよい
- so・・・as to 〜：〜するほど・・・だ
- in short：要するに
- some 〜 others・・・：〜するものもあれば、・・・するものもある
- not so much 〜 as・・・：〜よりもむしろ・・・
- de dependent on 〜：〜次第である
- by oneself：一人で、独力で
- no more 〜 than・・・：〜でないのは・・・と同じだ
- in some way or other：どうにかして
- be worthy of 〜：〜に値する
- look into 〜：〜を調べる
- neither 〜 nor ・・・：〜でも・・・でもない
- A is to B what C is D：AとBの関係はCとDの関係と同じだ
- far from 〜：〜どころではない、少しも〜ではない
- remind 〜 of・・・：〜に・・・を思い出させる
- whether 〜 or ・・・：〜であろうと・・・であろうと
- be engaged in 〜：〜に従事している
🔽 本にも載ってない極秘情報 🔽
今回はSCOAの英語を取り上げました。
英語の対策を一朝一夕で行うのはかなり難しいので、英語でもしっかりと点数を取ろうと思っている人は早い段階から英語の対策を行うようにしましょう。
