SCOAの推論とは?解き方のポイントを例題でわかりやすく解説

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SCOAの論理という科目では推論が出題範囲に含まれています。

※「SCOA総合適性検査とは?対策方法や例題・試験の種類などを完全解説!」もぜひ参考にしてください。

推論は解き方のポイントさえ抑えていればそこまで難しくはありません。

本記事ではSCOAの受検回数=100回超・日本トップクラスにSCOAを熟知している私ナオトが、SCOAの推論とは何かについて例題で解説した後、解き方のポイントをご紹介していきます。

最後には推論の練習問題もご用意しているので、SCOAを受検予定の人はぜひ最後までお読みください。

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SCOAの推論とは?例題をご紹介

冒頭でも解説した通り、SCOAの論理という科目では推論問題が出題されます。

※SCOAの出題範囲の詳細は「SCOAは何問?100分で120問?SCOAの種類ごとに解説!」をご覧ください。

SCOAの論理は論理的な思考力や推理力、空間把握の能力が試される試験です。

※空間把握の詳細は「SCOAの空間把握とは?例題で解き方をわかりやすく解説」をご覧ください。

その中でも推論は、与えられた条件から推論(推理)して、誤りまたは断定できない結論を選ぶ問題です。

難易度は高くないので、SCOAの中では確実に得点したい問題です。

では、推論の例題を1問ご紹介します。

※「SCOA練習問題・例題124問無料!問題数日本一!言語・英語など全科目対応!」もぜひ合わせてご覧ください。

【例題】

以下2つのことを前提として、推論ア〜オの中で、明らかに誤りであるものか、あるいは与えられた前提だけからでは、はっきりと断定できないものの記号を選び、その組み合わせを番号で答えなさい。

  • AはBよりも小さい
  • CはBよりも小さい

ア:Cが一番小さい

イ:AとCは等しい

ウ:Bが一番大きい

エ:BはCよりも大きい

オ:BはAよりも大きい

  1. ア、イ
  2. ウ、オ
  3. ア、エ
  4. イ、オ
  5. ア、ウ

【解答&解説】

まずは与えられた2つの条件を以下のように記号で表します。

  • A<B
  • C<B

以上より、AとCの大小関係は不明です。

アの「Cが一番小さい」ですが、一番小さいのはAかCかわからないので断定できません。

イの「AとCは等しい」ですが、上記の通りAとCの大小関係は不明なので断定できません。

よって、正解は1・・・(答)となります。

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SCOA:推論の解き方のポイント

SCOAの推論のポイントは与えられた条件を記号や図にまとめて視覚的にわかりやすくすることです。

上記の例題では与えられた条件から記号(不等号)を使って以下のように表現しました。

  • A<B
  • C<B

上記の例題ではAとCの大小関係は不明でしたが、例えば、

  • A>B
  • B>C

の場合だと、A>B>Cが成り立つので、A・B・Cの大小関係がはっきりとします。

与えられた条件は頭の中だけで処理すると混乱しやすいので、SCOAを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はまず、記号や図にまとめることを意識してください。

SCOA:推論の練習問題

最後にSCOAの推論の練習問題をご用意しました。

本番のSCOAで出題される問題の難易度に近い練習問題なので、SCOAを受検予定の人はぜひ解いてみてください。

【練習問題】

提示された条件を前提として、推論ア〜オの中で、明らかに誤りであるものか、あるいは与えられた前提だけからでは、はっきりと断定できないものを選び、記号で答えなさい。

(1)条件は以下の3つ

  • AはCより背が高い
  • CはDより背が高い
  • BはAより背が高い

ア:Cは3番目に背が高い

イ:AはDより背が高い

ウ:Dは4番目に背が高い

エ:BよりCの方が背が高い

オ:Aは2番目に背が高い

(2)条件は以下の3つ

  • Kの家はMの家より東にある
  • Mの家はNの家より東にある
  • Lの家はMの家より西にある

ア:Kの家はLの家より東にある

イ:Lの家はNの家より西にある

ウ:Mの家は2番目に東にある

エ:Kの家は最も東にある

オ:Nの家はKの家より西にある

(3)条件は以下の4つ

  • 佐藤は高橋より年下である
  • 井上は佐藤より年下である
  • 安藤は高橋より年下である
  • 前田は高橋より年上である

ア:高橋は井上より年上である

イ:前田は佐藤より年上である

ウ:安藤は井上より年上である

エ:高橋は2番目に年上である

オ:前田は安藤より年上である

【解答&解説】

(1)与えられた条件を整理すると以下のようになります。

  • A>C
  • C>D
  • B>A

よって、背の高い順に並べると、B>A>C>Dとなります。

したがって、正解はエ・・・(答)です。

(2)「東にある」を「>」として与えられた条件を整理すると以下のようになります。

  • K>M
  • M>N
  • L<M

以上より、家が東にある順に並べると、K>M>N・Lとなります。

NとLについてはどちらが東にあるかは断定できません。

よって、正解はイ・・・(答)です。

(3)与えられた条件を整理すると以下のようになります。

  • 佐藤<高橋
  • 井上<佐藤
  • 安藤<高橋
  • 前田>高橋

以上より、年上である順に並べると

  • 前田>高橋>佐藤>井上
  • 前田>高橋>安藤

となります。佐藤と安藤についてはどちらが年上か断定できません。

また、井上と安藤についてもどちらが年上か断定できません。

よって、正解はウ・・・(答)となります。

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今回はSCOAの推論を取り上げました。

推論が出題された場合は与えられた条件をしっかりと不等号などで記載することを意識してください。

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