適性検査の一種であるSCOAは問題数に対して試験時間が短いので、時間足りない・終わらないと感じる人が多いです。
※「SCOA総合適性検査とは?対策方法や例題・試験の種類などを完全解説!」もぜひ参考にしてください。
本記事ではSCOAを今までに100回以上も受検してきたSCOAマスターの私ナオトが、SCOAは時間足りない・終わらないといわれている理由について解説した後、SCOAを時間内に解き切る方法をご紹介していきます。
SCOAを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ参考にしてください。
ちなみにですが、SCOAにはたった3時間の勉強でSCOAが通過してしまう勉強法があります。
これさえあれば限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。
これは私が100回以上ものSCOA受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。
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SCOAは時間足りない・終わらないと感じる人が多い
冒頭でも解説した通り、SCOAは時間足りない・終わらないと感じる人が多いです。
Yahoo!知恵袋を見てみると、以下のような投稿を目にすることができます。
SCOAという試験うけましたが問題多すぎませんか?
この前、受けたんですが内容は難しくはなかったんですが60分の制限時間で確か120問だか160問の問題数があり、3/5も埋めることが出来ませんでした。
公務員試験のSCOAは時間内に全問解ける人はいるのでしょうか?それともほとんど勘なのでしょうか。空欄があるとまずいですか?
SCOAの試験について質問です。60分で120問完答できる人っているんですか? 時間が足りなさすぎるのですが
SCOAは時間足りない・終わらないと感じる人が多い理由は問題数に対して試験時間が短いからです。
SCOAにはSCOA-AやSCOA-F、SCOA-iなど様々な種類がありますが、多くの企業が導入しているSCOA-A(5尺度)の問題数は以下となっており、試験時間は一括60分です。
- 言語:20問
- 数理:25問
- 論理:25問
- 英語:30問
- 常識:20問
※SCOAの種類の詳細については「SCOAは何問?100分で120問?SCOAの種類ごとに解説!」をご覧ください。
つまり、SCOA-A(5尺度)では試験時間=60分に対して全部で20+25+25+30+20=120[問]の問題が用意されています。
すべての問題に回答しようと思うと、単純計算で1問あたり60÷120=0.5[分]=30[秒]で回答しなければなりません。
SCOAを受検予定の就活生や転職活動中の社会人は必ずSCOAの対策をした上で本番に挑むようにしましょう。
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SCOAを時間内に解き切る方法
ここからは多くの企業が導入しているSCOA-A(5尺度)を時間内に解き切る方法について解説していきます。
まず前提として、SCOAでは誤謬率が計測されません(SCOA-CとSCOA-iで出題される「知覚の正確さ」を除く)
※誤謬率について詳しく知りたい人は「SCOAは全部埋めるべき?誤謬率は計測されない?される科目もあるのでご紹介します」をご覧ください。
なので、SCOAでわからない問題が出題された場合は即座に勘で回答して次の問題に進むようにしてください。
そして、SCOA-Aでは知識問題がかなりの数を占めます。
※「SCOA-Aとは?対策方法と例題を科目別にすべて解説!」もぜひ参考にしてください。
知識問題とは以下の例題のように、知っていなければいくら考えても解きようがない問題のことです。
【例題1(言語)】
次のことわざの意味として、正しいものはどれか。
肝胆相照らす
- 人の世の栄華のはかなく虚しいことのたとえ
- まったく気にしていないこと
- 地位や実力が対等になること
- 互いにうち解けて交際すること
- 人の真似ばかりしていると、結局なにも身につかないこと
【解答&解説】
正解は4・・・(答)です。「肝胆」は肝臓と胆のうのことです。転じて、心の奥底ということです。
※「SCOAの言語を完全解説!問題例・対策方法は?」もぜひ合わせてご覧ください。
【例題2(英語)】
次の英単語の意味に最も近いものを1つ選びなさい。
respond
- agree
- object
- effect
- answer
- confuse
【解答&解説】
正解は4・・・(答)です。respondは「答える」という意味です。
各選択肢の意味は以下の通りです。
- agree=賛成する
- object=反対する
- effect=〜をもたらす
- answer=答える
- confuse=混同する、〜を困惑させる
※「SCOAの英語を完全解説!単語レベルや例題・対策方法は?」もぜひ参考にしてください。
【例題3(常識)】
赤道が通っていない国は、次のうちどれか。
- ケニア
- コロンビア
- ベネズエラ
- ウガンダ
- インドネシア
【解答&解説】
正解は3・・・(答)です。赤道が通る代表的な国は以下の通りです。
- 南アメリカ=ブラジル、コロンビア、エクアドル
- 東南アジア=インドネシア
- アフリカ=ソマリア、ケニア、ウガンダ、コンゴ民主共和国、コンゴ共和国、ガボン
※「SCOAで常識問題・時事問題は出るので対策必須!例題や対策方法を解説」もぜひ参考にしてください。
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SCOAで知識問題が出題された場合はとにかく時間をかけずに問題を解くことを意識してください。
知らないものは知らないので、そこに時間を使うのは非常にもったいないです。
わからない(=知らない)問題は先ほども解説した通り、即座に勘で回答してください。
知識問題は1問あたり15秒以内で解くのが理想です。
そして、知識問題ではない問題になるべく時間を使うようにしましょう。
SCOAにおける知識問題ではない問題の例としては以下があげられます。
- 言語の長文読解
- 数理
- 論理
本記事では数理と論理の例題をご紹介しておきます。
※「SCOA練習問題・例題124問無料!問題数日本一!言語・英語など全科目対応!」もぜひ合わせてご覧ください。
【例題(数理)】
次の数字はある規則性にしたがって並んでいる。空欄にあてはまる数字はどれか。
100、98、93、85、74、【 】、【 】
- 62、48
- 61、46
- 61、44
- 60、45
- 60、43
【解答&解説】
- 100-98=2
- 98-93=5
- 93-85=8
- 85-74=11
より、減少する数字が3ずつ大きくなっていることがわかります。
よって、74の次は74-14=60となります。
60の次は60-17=43となります。
したがって、答えは5・・・(答)です。
※「SCOAの数列問題の例題と解き方のコツをわかりやすく解説」もぜひ参考にしてください。
【例題(論理)】
現在、Aは27歳、Bは3歳である。Aの年齢がBの年齢の5倍になるのは何年後か。
- 1年後
- 2年後
- 3年後
- 4年後
- 5年後
【解答&解説】
x年後にAの年齢がBの年齢の5倍になっているとします。
このとき、Aが(27+x)歳、Bが(3+x)歳となるので、27+x=(3+x)×5が成り立ちます。
27+x=15+5xより、4x=12となるので、x=3が求まります。
よって、正解は3・・・(答)です。
SCOAは
- 知識問題は1問あたり15秒以内で解く
- 知識問題ではない問題になるべく時間を使う
の2点を意識するだけで問題を解くスピードが格段に上がります。時間足りない・終わらないと感じる人はぜひ意識してみてください。
ちなみにですが、SCOAにはたった3時間の勉強でSCOAが通過してしまう勉強法があります。
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