SCOAではテストセンターの受検方式が用意されています。
※「SCOA総合適性検査とは?対策方法や例題・試験の種類などを完全解説!」もぜひ参考にしてください。
後ほど詳しく解説しますが、テストセンターとは専用の試験会場でSCOAを受検する方式のことです。
本記事ではSCOAの受検回数=100回超・日本一SCOAに詳しい私ナオトが、SCOAのテストセンターとは何かについて解説した後、会場や対策方法・持ち物・服装の詳細、メモ用紙は使えるのか?などについても解説します。
本記事を読めば、SCOAのテストセンターのすべてがわかります。
SCOAを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ最後までお読みください。
ちなみにですが、SCOAにはたった3時間の勉強でSCOAが通過してしまう勉強法があります。
これさえあれば限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。
これは私が100回以上ものSCOA受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。
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SCOAのテストセンターとは?会場は全国にある?
テストセンターとは専用の試験会場にまで足を運び、試験会場に設置されているPC(パソコン)からSCOAを受検する方式のことです。
試験会場に到着後は、替え玉・代行受検防止のため、顔写真付き本人確認書類(マイナンバーカードや運転免許証など)による本人確認が行われます。
また、試験中はカンニング防止ため試験監督による巡回が行われます。
試験会場は全国47都道府県に約350ヶ所設置されており、受検者が希望する会場・日時にSCOAの受検が可能です。
ちなみにですが、2022年6月よりSCOA crossという新たな受検方式が登場しています。
SCOA crossは一言でいうとテストセンターの自宅受検です。
受検者は受検予約をするときに、SCOAを専用の試験会場で受検するか自宅で受検するかを選べます。
自宅で受検する場合は、オンラインによる監視のもと自分のPCで受検します。
また、オンライン監視による受検では事前に指定された機器や室内環境の準備が必要となりますのでご注意ください。
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【SCOA】テストセンターの持ち物・服装は?メモ用紙は必要?
SCOAをテストセンターで受検する場合の持ち物は以下の2つです。
- 顔写真付き本人確認書類(マイナンバーカードや運転免許証など)
- SCOAの受検案内メール
1については上記で解説したので割愛させていただきます。
2は稀に試験会場にいるスタッフから提示を求められることがありますので、念のため用意しておきましょう。
紙に印刷する必要はなく、スマホのメールで用意しておけば問題ありません。
また、「メモ用紙は持参した方が良いのか?」という疑問を持つ人もいますが、結論、メモ用紙は必要ありません。
テストセンターではスタッフから受検前にペンとメモ用紙が配布されます。
カンニング防止の観点から、受検者自身が持参したペンとメモ用紙を使うことはできないのでご注意ください。
また、テストセンターの服装は完全自由です。スーツやビジネスカジュアルである必要はありません。
自分の好きな服装でSCOAを受検することが可能です。
試験会場にいるスタッフが受検者の服装を企業の人事や担当者に伝えることはありませんのでご安心ください。
【SCOA】テストセンターの対策方法
SCOAにはSCOA-AやSCOA-Fなど様々な種類がありますが、テストセンターで出題されるのはSCOA-A(5尺度)です。
※SCOAの種類の詳細は「SCOAは何問?100分で120問?SCOAの種類ごとに解説!」をご覧ください。
SCOA-A(5尺度)では以下の5科目が出題されます。
※「SCOA-Aとは?対策方法と例題を科目別にすべて解説!」もぜひ参考にしてください。
- 言語
- 数理
- 論理
- 英語
- 常識
この中でも、特に優先順位を上げて対策すべき科目は常識です。
常識では中学・高校で学習した理科・社会に関する問題が出題されます。
※「SCOAで常識問題・時事問題は出るので対策必須!例題や対策方法を解説」もぜひ参考にしてください。
それぞれの例題は以下の通りです。
【理科の例題】
次の中で、胎生の動物はどれか。
- サメ
- サンショウウオ
- ヤモリ
- ペンギン
- シャチ
【解答&解説】
正解は5・・・(答)です。
胎生は哺乳類の特徴であり、選択肢の中で哺乳類なのはシャチです。
サメは魚類、サンショウウオは両生類、ヤモリは爬虫類、ペンギンは鳥類で、すべて卵生です。
※「SCOA練習問題・例題124問無料!問題数日本一!言語・英語など全科目対応!」もぜひ合わせてご覧ください。
【社会の例題】
1467年、足利義政の跡継ぎ争いを発端にして、細川勝元と山名持豊を中心として争った戦いはどれか。
- 保元の乱
- 壇ノ浦の戦い
- 承久の乱
- 応仁の乱
- 長篠の戦い
【解答&解説】
正解は4・・・(答)です。応仁の乱は全国に広まり、「下剋上」の世の中となり、戦国時代に突入しました。
※「SCOAの理科・社会・化学・地理の対策方法を例題でわかりやすく解説!」もぜひ参考にしてください。
中学・高校を卒業して多くの年月が経過している人は理科・社会の知識を忘れてしまっている人が多いでしょう。
SCOAで高得点を目指すなら、その忘れてしまっている理科・社会の知識を取り戻さなければならないため、ある程度の勉強時間は確保したいところです。
各科目の具体的な対策方法については「SCOAの合格ライン・足切りラインは何割?6割程度が多いです!詳細を解説」にまとめているので、ぜひ参考にしてください。
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SCOAのテストセンターを練習に使うのはあり?
SCOAの年間利用社数は3,000社以上もあり、近年は市役所や自治体の導入も増えてきています。
※「SCOA採用企業一覧83選+自治体79選まとめ!あなたが興味ある企業はある?」もぜひ参考にしてください。
先ほども解説した通り、SCOAは常識(理科・社会)も出題されるWEBテスト(適性検査)なので、本命企業のSCOAを受検する前にどこかしらの企業で練習を積んでおきたいと思う人も多いです。
※SCOAとWEBテストの違いについては「SCOAとWEBテストの違いは?基礎能力検査とは?監視はある?」をご覧ください。
結論を言うと、SCOAを導入している志望度が低い企業に応募して、SCOAの練習を積むのはまったく問題ありません。
就活界隈ではその方法でSCOAの練習を積む学生がたくさんいます。
本命企業のエントリーまでに時間的余裕がある人は、ぜひ他の企業でSCOAの練習を積んでおくことをおすすめします。
【SCOA】テストセンターの試験時間は?問題は戻れる?
SCOAのテストセンターの試験時間は5科目(言語・数理・論理・英語・常識)一括60分です。
科目ごとの試験時間は設定されていません。
なので、極端な話ですが、言語の問題を解くのに50分使い、残り10分で数理・論理・英語・常識の問題を解いても問題ありません。
また、各科目の問題数は以下の通りです。
- 言語=20問
- 数理=25問
- 論理=25問
- 英語=30問
- 常識=20問
ちなみにですが、SCOAは好きな問題から解くことが可能です。
なので、一度解き終わった問題に戻ることも可能です。
SCOAのテストセンターで電卓の使用は可能?
SCOAのテストセンターで電卓の使用は認められていません。
上記でも解説した通り、SCOAのテストセンターで使えるものは試験会場でスタッフから付与されたペンとメモ用紙のみです。
SCOAにはテストセンターだけでなく自宅受検型の方式もありますが、すべての受検方式において電卓の使用は認められていません。
※「SCOAは自宅受験できる場合とできない場合があります!徹底解説」もぜひ合わせてご覧ください。。
そもそも、SCOAで複雑な計算が必要とされる問題は基本的に出題されないので、電卓がなくても特に問題ありません。
SCOAでは数理という科目が用意されており、その中で「四則計算」という問題が出題されますが、以下の例題の通り、複雑な計算問題ではないので電卓がなくても特に問題ありません。
【例題】
以下の計算をしなさい。
0.8+(-2.3)×0.4
- -0.31
- 1.72
- 1.24
- -0.12
- -0.6
【解答&解説】
0.8+(-2.3)×0.4=0.8+(-0.92)=0.8-0.92=-0.12より、正解は4・・・(答)です。
SCOAと電卓の関係については「SCOAで電卓・メモ用紙は使える?電卓は使えませんがメモ用紙はOKです!」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
【SCOA】テストセンターの結果はいつわかる?
テストセンター型のSCOAは試験会場に設置されているPCから受検します。
受検完了後は受検者の回答がすべてコンピューターで採点されるため、結果はすぐに出ます。
なので、企業の担当者や人事は受検者がSCOAの受検を完了したらすぐにその結果を確認することができます。
しかし、受検者自身がSCOAの結果を知ることは基本的にはできません。
なので「SCOAのテストセンターの結果はいつわかるか?」という質問の答えは「企業の担当者や人事は結果をすぐに確認できるが、受検者は基本的に確認できない」となります。
※「SCOAの結果はいつわかる?使い回しはできないので要注意!」もぜひ合わせてご覧ください。
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今回はSCOAのテストセンターについて解説していきました。
テストセンターでSCOAを受検予定の人は、余裕を持って試験会場に到着するようにしましょう。