SCOAの3尺度とは3科目のことです!5尺度もあります!違いを徹底解説

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SCOAには尺度という概念があります。

後ほど詳しく解説しますが、尺度=科目と理解しておけば問題ありません。

今回はSCOAを今までに100回以上受検してきたSCOAマスターの私ナオトが、SCOAの3尺度とは何か・5尺度との違いについて例題を使いながらわかりやすく解説します。

SCOAを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ最後までお読みください。

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SCOAの3尺度とは3科目のこと!5尺度=5科目です

冒頭でも解説した通り、SCOAにおける尺度とは科目のことです。

つまり、3尺度=3科目ということになります。5尺度=5科目のことです。

SCOAにはSCOA-AやSCOA-Fなど様々な種類がありますが、尺度という概念が存在するのは

  • SCOA-A
  • SCOA-F

の2つです。

※その他のSCOAの種類を知りたい人は「SCOAは何問?100分で120問?SCOAの種類ごとに解説!」をご覧ください。

SCOA-AにはSCOA-A(3尺度)とSCOA-A(5尺度)の2種類が存在します。

SCOA-A(3尺度)では言語・数理・論理の3科目が出題され、試験時間は一括45分です。

SCOA-A(5尺度)では言語・数理・論理・英語・常識の5科目が出題され、試験時間は一括60分です。

※SCOA-Aの詳細は「SCOA-Aとは?対策方法と例題を科目別にすべて解説!」をご覧ください。

SCOA-FにはSCOA-F(3尺度)とSCOA-F(4尺度)の2種類が存在します。

SCOA-F(3尺度)では言語・数理・論理の3科目が出題され、試験時間は言語=20分、数理=15分、論理=15分です。

SCOA-F(4尺度)では言語・数理・論理・英語の4科目が出題され、試験時間は言語=20分、数理=15分、論理=15分、英語=15分です。

※SCOA-Fの詳細は「SCOA-Fとは?出題科目や試験時間・例題などを完全解説!」をご覧ください。

各科目の例題は以下の通りです。

【言語の例題】

次の四字熟語のうち、表記の正しいものはどれか。

  1. 読書百篇
  2. 多士斉斉
  3. 温古知新
  4. 画竜点晴
  5. 危急存亡

【解答&解説】

正解は5・・・(答)です。

誤りを訂正すると以下のようになります。

  1. 読書百遍
  2. 多士済済
  3. 温故知新
  4. 画竜点睛

※「SCOAの言語を完全解説!問題例・対策方法は?」もぜひ合わせてご覧ください。

【数理の例題】

AさんとBさんは文房具屋に行き、Aさんは1ダースが1,200円の鉛筆を3ダース、Bさんは同じ鉛筆を2ダース購入したところ、Aさんの残金はBさんの残金の8倍となった。このときAさんの最初の所持金はいくらか。なお、Bさんの最初の所持金は3,200円であった。

  1. 8,400円
  2. 8,600円
  3. 9,200円
  4. 9,600円
  5. 10,000円

【解答&解説】

Aさんの最初の所持金をa円とすると、題意より以下の方程式を立てることができます。

a-3×1,200=8×(3,200-2×1,200)

⇔ a-3,600=8×(3,200-2,40)

⇔ a=8×800+3,600

⇔ a=10,000

より、正解は5・・・(答)となります。

鉛筆

【論理の例題】

白、黒、赤の3種類の球がある。これらのうち、2個の球の重さの和は、他の1個の球の重さに等しい。黒い球が1番重い球でないとき、あり得ないものはどれか。

  1. 白い球が最も軽い
  2. 赤い球が最も重い
  3. 白い球と黒い球の重さは同じである
  4. 白い球と赤い球の重さは同じである
  5. 黒い球と赤い球の重さは異なる

【解答&解説】

与えられた条件から導けることは以下のアとイです。

  • ア:白い球の重さ+黒い球の重さ=赤い球の重さ
  • イ:赤い球の重さ+黒い球の重さ=白い球の重さ

以上をもとに各選択肢を見ていくと以下のようになります。

  1. アからあり得る。
  2. アからあり得る。
  3. アからあり得る。
  4. アからも、イからもあり得ない
  5. アからも、イからもあり得る

よって、正解は4・・・(答)です。

※「SCOAの推論とは?解き方のポイントを例題でわかりやすく解説」もぜひ参考にしてください。

【英語の例題】

次の英文の空欄に入るものを1つ選びなさい。

I was very tired, 【 】 I didn’t go out.

  1. for
  2. and
  3. or
  4. but
  5. so

【解答&解説】

正解は5・・・(答)です。この場合の「so」は「結果」を表します。

英文の日本語訳は「私はとても疲れていて、だから外出しなかった」となります。

※「SCOAの英語を完全解説!単語レベルや例題・対策方法は?」もぜひ合わせてご覧ください。

【常識の例題】

ノルウェーの大西洋岸、グリーンランドなどで見られるもので、氷河の侵食をうけた氷食谷が沈水し形成された地形を何というか。

  1. リアス式海岸
  2. U字谷
  3. カール
  4. フィヨルド
  5. エスチュアリ

【解答&解説】

正解は4・・・(答)です。氷食谷とは、氷河によって形成された谷のことです。

氷食谷の断面がU字状になったものをU字谷、そして、それが沈水したものをフィヨルドといいます。

また、氷食谷はU字状が大半であるため、氷食谷のことをU字谷ともいいます。

カールとは、氷食作用により山頂に形成された凹地のことです。

※「SCOAで常識問題・時事問題は出るので対策必須!例題や対策方法を解説」もぜひ参考にしてください。

🔽 本にも載ってない極秘情報 🔽

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今回はSCOAの3尺度とは何かについて解説しました。

決して難しい概念ではなかったと思います。

SCOAを導入している多くの企業や自治体はSCOA-A(5尺度)を採用しているので、SCOAを受検予定の人は5科目満遍なく対策をしておきましょう。

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