SCOAとWEBテストの違いは?基礎能力検査とは?監視はある?

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SCOAを受検予定の人の中には、SCOAとWEBテストの違いがよくわかっていない人もいるのではないでしょうか?

※「SCOA総合適性検査とは?対策方法や例題・試験の種類などを完全解説!」もぜひ参考にしてください。

また、WEBテストの基礎能力検査とは何についても理解できていない人もいるでしょう。

本記事ではSCOAを今までに100回以上も受検してきたSCOAマスターの私ナオトが、SCOAとWEBテストの違いについて解説した後、WEBテストの基礎能力検査とは何か・SCOAで監視はあるのか?についても解説します。

SCOAを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ最後までお読みください。

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SCOAとWEBテストの違いは?

SCOAとWEBテストはまったく異なるものなのでご注意ください。

WEBテストとはその名の通り、WEB(≒ネット)から受検するテストのことです。

PCやスマホから受検するテスト=WEBテストと理解していれば問題ありません。

WEBテストにはSPIや玉手箱、TG-WEBなど様々な種類があります。

SCOAはあくまでもWEBテストの一種となります。

※SCOAとSPIの違いについては「SCOAとSPIの違い4つ!難易度も徹底比較してみた!」をご覧ください。

ちなみにですが、SCOAにはPCから受検するタイプだけでなく、ペーパーテストで受検するタイプも用意されています。

※ペーパーテストの詳細は「SCOAはマークシート・筆記試験?PCから受検するWEBテスト形式もあります!」をご覧ください。

ペーパーテスト型のSCOAはWEBテストとは呼びませんのでご注意ください。

また、WEBテストと似たような言葉として「適性検査」がありますが、適性検査は受検者の学力や性格の特徴などを調べるテストのことをいいます。

適性検査にはWEBテストだけでなく、ペーパーテストもあります。

以上をまとめると、

  • 適性検査にはWEBテストとペーパーテストがある
  • WEBテストの中にはSPIや玉手箱、SCOAなど様々な種類がある

ということになります。

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SCOAやWEBテストの基礎能力検査とは?

SCOAに限らずですが、WEBテスト・適性検査には基礎能力検査というものが用意されています。

基礎能力検査とは受検者の学力を測定するための試験です。

ほとんどの適性検査では中学・高校で学習した内容をもとにした問題が出題されます。

例えば、SCOA-A(5尺度)では言語・数理・論理・英語・常識の5科目が用意されており、受検者は以下のような問題を解かなければなりません。

※「SCOA-Aとは?対策方法と例題を科目別にすべて解説!」もぜひ参考にしてください。

【言語の例題】

以下の言葉の意味として、正しいものを選びなさい。

老少不定

  1. 親孝行をすること
  2. 人の外見から、年齢を推測するのは難しいこと
  3. 年を取ったら、なんでも子に任せるのがいいということ
  4. 数は少ないが、能力に優れた集団
  5. 人間の生命は予測がしづらく、年を取っているかどうかは関係ないこと

【解答&解説】

正解は5・・・(答)です。

「老少不定」は「ろうしょうふじょう」と読みます。

「老少」は老人と若者のことを指します。

※「SCOAの言語を完全解説!問題例・対策方法は?」もぜひ参考にしてください。

【英語の例題】

以下の英文の空欄に入る単語として、適切なものを選びなさい。

You don’t have to wait 【 】 me.

  1. to
  2. for
  3. in
  4. of
  5. is

【解答&解説】

正解は2・・・(答)です。「wait for 〜」で「〜を待つ」という意味になります。

英文の日本語訳は「あなたは私を待つ必要はありません」となります。

※「SCOAの英語を完全解説!単語レベルや例題・対策方法は?」もぜひ合わせてご覧ください。

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【常識の例題】

日本列島にも旧石器時代の文化が存在したことが明らかになった最初の遺跡は、以下のどれか。

  1. 登呂遺跡
  2. 大森貝塚
  3. 高松塚古墳
  4. 板付遺跡
  5. 岩宿遺跡

【解答&解説】

正解は5・・・(答)です。

群馬県にある岩宿遺跡では、1946年に関東ローム層の中から石器が発見され、その後の調査によって、旧石器時代の文化の存在が明らかになりました。

※「SCOAで常識問題・時事問題は出るので対策必須!例題や対策方法を解説」もぜひ参考にしてください。

岩宿遺跡

そして、またSCOAに限らずですが、WEBテスト・適性検査には性格検査というものも用意されていることが多いです。

性格検査とは受検者の性格の特徴や思考の傾向を測定する試験です。

SCOAでは以下のような問題が用意されており、受検者の性格の特徴を測定します。

【例題】

それぞれの文を読んで、自分にあてはまるときは「YES」を、自分にあてはまらないときは「NO」を選んでください。

できるだけ「YES」か「NO」を選ぶようにしてください。どうしても決められないときは「?」(「どちらともいえない」という意味)を選んでください。

(1)自分は役に立たない人間だと思う(YES/NO/?)

(2)思ったことは相手に率直に言えるほうである(YES/NO/?)

(3)用心深いほうである(YES/NO/?)

※SCOAの性格検査の詳細は「SCOA-Bは性格検査!例題や試験時間などを徹底解説!」をご覧ください。

SCOAのWEBテストで監視はある?

まず前提として、SCOAには以下4つの受検方式があります。

  • ペーパーテスト
  • 自宅受検型WEBテスト
  • テストセンター
  • SCOA cross

このうち監視があるのはペーパーテスト・テストセンター・SCOA crossです。

自宅受検型WEBテストのみ監視はありません。

※詳しくは「SCOAは自宅受験できる場合とできない場合があります!徹底解説」をご覧ください。

ペーパーテストの受検場所は企業の会議室やブースです。

企業の担当者や人事が常に会議室やブースにいるかは企業によりますが、カンニングなどの不正行為をするにはかなりの勇気が必要な環境であることは間違いありません。

テストセンターは専用の試験会場にまで足を運び、そこに設置されているPCからSCOAを受検します。

試験中は試験監督が巡回しているので、常に監視を受けた状態での受検となります。

※テストセンターの詳細は「SCOAのテストセンターとは?会場や対策方法・持ち物は?練習に使うのはあり?服装やメモ用紙は?」をご覧ください。

SCOA crossはテストセンターを自宅で再現したものです。

オンラインによる監視のもと自宅のPCでSCOAを受検することになります。

SCOA crossでは事前に指定された機器や室内環境の準備が必要となりますのでご注意ください。

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今回はSCOAとWEBテストの違いや基礎能力検査とは何か・SCOAのWEBテストで監視はあるのかについて解説していきました。

就活生や転職活動中の社会人はSCOA=WEBテストと勘違いしないようにご注意ください。

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