SCOAのWGとは？例題は？20分？わかりやすく解説！

適性検査の一種であるSCOAにはWGという概念があります。

※「SCOA総合適性検査とは？対策方法や例題・試験の種類などを完全解説！」もぜひ参考にしてください。

今回はSCOAを今までに100回以上も受検してきたSCOAマスターの私ナオトが、SCOAのWGとは何か・例題やWGは20分なのか？などについて解説していきます。

本記事を読めばSCOAのWGとは何かについて理解できます。

SCOAを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ最後までお読みください。

ちなみにですが、SCOAにはたった3時間の勉強でSCOAが通過してしまう勉強法があります。

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SCOAのWGとは？20分？わかりやすく解説！

SCOAのWGはWorking Generalの略で、受検者の学力を測定するための試験のことです。

SCOAにはSCOA-AやSCOA-Fなど様々な種類がありますが、種類が異なれば用意されている科目も異なります。

SCOAで用意されている科目と試験時間は以下の通りです。

SCOAのWGは上記の表におけるSCOA-B（性格検査）以外の科目のことを指します。

※SCOA-B（性格検査）の詳細は「SCOA-Bは性格検査！例題や試験時間などを徹底解説！」をご覧ください。

「SCOAのWGは試験時間が20分である」という噂がありますが、上記の表をご覧いただくとわかるとわかる通り、必ずしも20分とは限りませんのでご注意ください。

SCOAのWGの試験時間が20分となるのはSCOA-iのみです。

※SCOA-iの詳細は「SCOA-iとは？例題と対策方法！問題集のおすすめや空間問題とは？」をご覧ください。

例えば、SCOA-A（3尺度）のWGは試験時間＝45分ですし、SCOA-F（3尺度）のWGは試験時間＝50分です。

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SCOAのWGの例題

ここからはSCOAのWGの例題をご紹介します。

※SCOAのWGの例題をもっと解きたい人は「SCOA練習問題・例題124問無料！問題数日本一！言語・英語など全科目対応！」もぜひ合わせてご覧ください。

【言語の例題】

「奥義」の意味として正しいものはどれか。

1. 非常に優れた出来栄えであること
2. 物事の筋道のこと
3. 学問、技術などで最も重要で難解な事柄のこと
4. ある主張に対してそれを否定する主張のこと
5. 芸術作品のもとになる資料・材料のこと

【解答＆解説】

正解は3・・・（答）です。「奥義」は「おうぎ」と読み、「極意」のことです。

「奥義をきわめる」などで使われます。

※「SCOAの言語を完全解説！問題例・対策方法は？」もぜひ合わせてご覧ください。

【数理の例題】

次の数字はある規則性にしたがって並んでいる。空欄にあてはまる数字はどれか。

23、27、25、20、23、【 】、【 】

1. 19、23
2. 29、25
3. 20、17
4. 28、20
5. 30、24

【解答＆解説】

隣り合った数字の差は「4」「-2」「-5」「3」なので、次は「6」「-4」「-7」「5」・・・と続いていきます。

したがって、空欄には

• 23＋6＝29
• 29＋（-4）＝25

が入ることがわかります。よって、正解は2・・・（答）です。

※「SCOAの数列問題の例題と解き方のコツをわかりやすく解説」もぜひ参考にしてください。

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【論理の例題】

以下3つの条件を前提としたときに、結論ア〜オの中で、明らかに誤り、あるいは与えられた前提だけでは断定できないものを選び、その組み合わせを番号で答えなさい。

＜条件＞

CはFの一部だ

EはCの一部だ

FはDの一部だ

ア：CはDの一部だ

イ：FはEの一部だ

ウ：EはすべてのDを含む

エ：FはCの一部ではない

オ：CはすべてのEを含む

1. ア・イ
2. ア・ウ
3. エ・オ
4. イ・ウ
5. ウ・エ

【解答＆解説】

前提を⊂で表現すると以下のようになります。

• C⊂F
• E⊂C
• F⊂D

※C⊂Fは「CはFに含まれる（CはFの一部、FはすべてのCを含む）」という意味です。

以上をまとめると、E⊂C⊂F⊂Dとなります。

よって、明らかに誤り、あるいは与えられた前提だけでは断定できないものはイとウです。

イ：FはすべてのEを含む（EがFの一部）ので、明らかに誤りです。

ウ：EはDの一部なので、明らかに誤りです。

したがって、正解は4・・・（答）です。

※「SCOAの推論とは？解き方のポイントを例題でわかりやすく解説」もぜひ参考にしてください。

【英語の例題】

次の単語の意味に最も近い意味の語句として適切なものを1〜5の中から選びなさい。

employ

1. share
2. fix
3. absorb
4. reduce
5. hire

【解答＆解説】

正解は5・・・（答）です。「employ」と「hire」は「雇う」という意味です。

選択肢1〜4の意味は以下の通りです。

1. 共有する
2. 固定する
3. 吸収する
4. 減らす

※「SCOAの英語を完全解説！単語レベルや例題・対策方法は？」もぜひ参考にしてください。

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【常識の例題】

オーストラリア大陸の先住民は次のうちどれか。

1. マオリ
2. イヌイット
3. アボリジニ
4. サーミ
5. ヒスパニック

【解答＆解説】

正解は3・・・（答）です。

現在、アボリジニの多くは都市で生活していますが、狩猟採集を中心とした伝統的生活を営む人々もいます。

※「SCOAで常識問題・時事問題は出るので対策必須！例題や対策方法を解説」もぜひ参考にしてください。

【照合の例題】

左右の文を照合し、異なる文字の数を答えなさい。

（1）（反ファシズムの左派連合として組織されたのが人民戦争です）、（反ファシズムの右派連合として組識されたのが人民戦争です）

（2）（取締役会は株式会社の最高意思決定機関です）、（取締役会は株式会社の最高意思決定機間です）

【答え】

（1）2、（2）1

【分類の例題】

以下の手引きを用いて、（1）〜（3）に示された数字がどの列にあてはまるかA〜Dの中から選びなさい。

（1）2231

（2）2518

（3）1600

【答え】

（1）D、（2）E、（3）C

【計算の例題】

□にあてはまる数字は何か。

（□×2-13）×3＋5＝74

□＝{（74-5）÷3＋13}÷2＝（69÷3＋13）÷2＝（23＋13）÷2＝36÷2＝18・・・（答）となります。

【読取の例題】

次の表はある会社の7月〜9月における商品A〜Cの売上をまとめたものである。以下の（1）と（2）の問いに答えなさい。

（1）製品Aの売上が一番多かった月はいくつあるか。

（2）製品A〜Cの月間平均売上が51,000円を超えた月はいくつあるか。

【解答＆解説】

（1）8月と9月なので、2つ・・・（答）です。

（2）各月における製品A〜Cの月間平均売上は以下の通りです。

• 7月：（48,000＋51,000＋56,800）÷3≒51,933[円]
• 8月：（52,000＋46,500＋48,600）÷3≒49,033[円]
• 9月：（49,000＋50,780＋51,430）÷3≒50,403[円]

よって、正解は1つ・・・（答）です。

【記憶の例題】

以下の内容はある会社の発注書である。記憶したうえで（1）〜（4）の問いに答えなさい。

（1）徳富銀行からの発注の品は何か。

1. パソコン6台
2. 事務机8台
3. 事務机12台
4. オフィスチェア8台
5. オフィスチェア9台

（2）間宮興産の発注書に書かれていた金額はいくらか。

1. 25200円
2. 33000円
3. 37000円
4. 40000円
5. 48000円

（3）25200円の商品を元々発注していた会社はどこか。

1. 徳富銀行
2. 兼田商店
3. 筑波工業
4. 間宮興産
5. 大西建設

（4）3500円に値下げされた商品は何か。

1. パソコン6台
2. コピー機2台
3. コピー機4台
4. シュレッダー4台
5. シュレッダー8台

【答え】

（1）5、（2）3、（3）3、（4）4

【空間の例題】

空間の例題は本記事では割愛させていただきます。

空間の例題を解きたい人は「SCOAの空間把握とは？例題で解き方をわかりやすく解説」をご覧ください。

【知覚の正確さの例題】

知覚の正確さの例題は本記事では割愛させていただきます。

知覚の正確さの例題を解きたい人は「SCOA-iの知覚の正確さとは？例題や対策方法を解説」をご覧ください。

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今回はSCOAのWGとは何かについて解説していきました。

SCOAのWGの中でも特に難易度が高いのは常識です。

SCOAを受検予定の就活生や転職活動中の社会人は早い段階から勉強・対策をしておきましょう。